学校の睡眠教育の第一人者!木田先生のお話しを聞きに行きました

 

  突然ですが・・・日本で睡眠教育が進んでいる市はどこだと思いますか?

 

答えは、大阪府の堺市です。市の教育委員会全体で睡眠の大切さを、学校の教育現場を通して子どもたちに伝え続けて10年以上になります。

 

その中でも、火付け役ともなったのが、木田哲生先生です。

 

以前からお話しを聞いてみたい!思っていたところ、素敵な講演会が東京の参宮橋 オリンピックセンターであると聞いて、お話しを聞きに行ってまいりました。

 

 

 

 

 

木田先生が「睡眠」教育を、学校の教育現場に取り入れたいと思われたきっかけは、不登校の生徒を多く家庭訪問するお仕事をされていたことがきっかけだったそうです。

 

訪問してみると、必ず夕方になると「先生、明日は学校行く!」と元気よく言ってくれる生徒が、

次の日の学校に行く直前になると「無理だー」という。しかも制服まで着てまでしてもそうなってしまう。。。それが1回ではなく、何度も続く生徒。

 

またそういった生徒が一人ではないことを目の当たりにし、「同じ人間が、夕方と朝でまったく真逆のことを言う。でもどちらも真実にみえて、うそをついているようには見えない」その感じたときに、これはただの怠けなどの心の問題ではないと気づいたそうです。

 

本人の気持ちや考えではない、本人の頑張りではどうにもならない「何か」が

あるのでは??

そう思い始めたときに、いきついたのが、、、「睡眠」。

 

そこから、熊本大学の睡眠と「小児慢性疲労症候群」の関係について長年研究していた三池医師を訪ねます。

 

しかし、三池医師からは一緒に研究することを断られます。

 

でも、そこでくじけないのが、木田先生。

 

実は、三池先生を訪問する前にすべて彼の論文などを読み上げていらっしゃいました。

 

わかりにくいところに付箋をたくさん貼って持っていき、それについて粘り強く、日が暮れるまで質問をされたそうです。

 

その熱心さに押されて、「一緒にやればいいんだろう」と言ってもらえたそうです。

 

すごいですよね・・・!木田先生の情熱。

 

そうして、三池先生と木田先生の二人三脚が始まりました。

 

実際に、お二人の著書もありますし、おかたいといわれる学校の現場でどのように睡眠教育(みんいく)を広げていったかなどまで、具体的に教えてくださいました。

 

例えば一例として、

 

毎月10日は、「やよねるでー」だそうで、その日は、クラブ活動をなくしたり、宿題をなくして(しゅくだいは、早くねること、笑)22時に寝よう!と呼びかけているそうです。

 

子どもたちは、宿題がなくなる日なのでとっても喜ばれているそうです(笑)毎月あることで、睡眠の意識も高まりそうでいいです。

 

これは、どの市区町村でもやってほしいなぁと思いました。

 

また、堺市の小中学校では学期ごとに睡眠の授業があるそうです。取り組み方は学校によって違うそうですが、睡眠面談を行ったり、睡眠時間の調査を行ったり、また、先生方への睡眠リーダー研修を行ったり、先進的な活動をされています。

 

その結果、ある学校では不登校の生徒が1/2に減ったそうです。

 

こうして、今木田先生はたくさんの本を執筆なさっています。

そのうちの「みんいく」ハンドブックはとってもわかりやすく構成されていて、テキストとしても大活躍すること間違いなしです。

 

 

 私がヨガインストラクターになったのも「睡眠の質」がぐぐっとよくなって、人生が好転したことがきっかけでした。

 

その睡眠の恩恵について、多くの方に受け取ってもらえるよう「YOGAMARU&healing garden」という場を通して睡眠薬を使わずに睡眠改善ができるよう睡眠にお困りの方の避難場所としても活動をしております。

 

た、こども睡眠カウンセラー協会の「こども睡眠インストラクター」や睡眠栄養指導士協会の「睡眠栄養アドバイザー」として、教育現場や企業でも睡眠講座を開催させていただいています。


  

 最後に、今回の講演会でいくつか印象に残ったことをシェアさせていただきます。

 

 日本の子どもが、世界で最も寝ていない。

 

 その改善のためにその中でも印象的だったのが・・・

 

 こどもも睡眠教育は、家庭・学校・地域が 3分の1ずつ頑張ること。

 

 つまりどこかで1つの手だけではよくならないということ。

 

 22時に寝られる社会を作ること。 

 

 つまり、子どもの睡眠の遅さは、同じ家族が作り出しているともいえるが

 

 保護者も遅くなってしまう原因を作っているのは、仕事における社会スタンダードがあるから。

 

 また子どもが睡眠改善をしようと思うのは3つのポイントがある。

 

 1.信頼できる人

 2.睡眠知識がある人

 3.ちょっと緊張する人

 

ちなみに・・・実際に睡眠改善ができた実験において、被験者の生徒にアンケートをとったところ「この人の話聞いて実践してみようかな~」と思う人の中には、残念ながら「保護者」「担任の先生」を挙げた人はひとりもいなかったそうです・・・。

 

とくに3.という回答が非常にポイントだと思いました。

 

同時に、私の子どもがなかなかいうことを聞かないのも3.が足りん(苦笑)

 

だから、子どもに睡眠教育をするのが難しい!と落ち込まなくてもいいんだぁ~って

 

裏返して一人、納得しちゃいました。

 

 

そうはいっても、親はあきらめてはいけないそうです。

 

反発されても、「早く寝なさい」はシャワーのように浴びせてあげることがが大事と

 

おっしゃっていました。

 

またこれまでの取り組みからみると、睡眠改善ができるのは、ちょっと生活リズムが乱れ始めた、学校を休むようになり始めた「不登校予備軍」程度までだそうです。

 

ある実験では、長期欠席になってしまい、医療の介入が入るレベルだと、かなり改善が難しいレベルだと感じていらっしゃるようです。

 

このようにたくさんのお話しを具体例を交えてお聞きした結果、

 

「まだまだわたしのやれることたくさんあるじゃん!」と思ってしまったのでした。

 

YOGAがなぜ睡眠改善ができるのかも、改めて腑に落ちが気がしました。

 

またこれについても別のブログでお伝えしますね!

 

木田先生本当に貴重な現場のお話しをたくさん有難うございました。

 

 来年は、杉並区内保育園で1月に睡眠授業を開催させていただきます。

 

 昨年好評で、今年は2回目、リピート開催です!

 

もしお子様が通われている小学校や保育園、幼稚園などで睡眠授業を行ってほしい!というリクエストがありましたらお伺いいたしますのでご連絡ください。